夕食は従来のフレンチから、ジャンルに捉われず、自然の恵みをいただくダイナミックな料理に生まれ変わりました。富良野に訪れる旅人が求めているのは、全国から取り寄せた高級食材ではなく、北海道・富良野の大地そのものだと考えています。コースの中では食材を切る・手で食べるといった要素を取り入れるなど、あえて少しの不便さを取り入れた構成も、そんな考えのもと。レストランはドレスコードもありません。畏まらずに親しみの湧く空間で在りたいと考えています。

富良野や旭川など地元や近郊の生産者の食材をメインに、庭で採れた無農薬ハーブが彩りを添える。そんなローカルファーストを大切にし、「富良野の森」をコンセプトにしたコースの始まりは『森のオードブル』から。素材の旨味をダイレクトに感じる『畑のココットスープ』は、ホーロー鍋からそれぞれに取り分けてお召し上がりいただきます。薪火や炭火で焼いたグリル肉は大皿に盛り、お客様自身でナイフを入れてシェアをする。このワイルドな体験から感じる北海道・富良野らしさをお愉しみいただけると幸いです。
一部のアルコールやソフトドリンクをセルフのフリードリンクでご用意しております。敷地内に咲くラベンダーや松の新芽などを漬けたジントニックなどのお酒とともに、富良野の夜をお愉しみくださいませ。