一年の締めくくりとなる師走のひと月は少し駆け足な毎日が続き、甘いお菓子と珈琲でほっとひと息つきたくなる回数がいつもより多くなる気がします。

「坂ノ上の最中」にも、おかげさまで1番忙しい時期がやってきました。
今回ご紹介するのは、今までの中でも特にこだわった新作MONAKAと、毎年沢山ご注文いただくクリスマスケーキです。

季節限定MONAKA

12月限定のMONAKAのテーマは「クリスマス」。艶やかで一際目を引くデコレーションですが、シェフパティシエの坪田は某ビッグボスが記者会見で着ていたジャケットの色（！）から着想を得たとのこと。

断面を見ると、外側からは見えなかった複雑な構成とパティシエの丁寧な手仕事が垣間見えます。
リゾットしたポルチーニ茸と松の実を入れたチーズクリームを赤ワインムースが覆い、仕上げにカシスナパージュをデコレーション。製菓の領域を超え、第一寶亭留の洋食の調理人からもアイディアを得ながら出来上がったMONAKAは、まるでお料理のようなまったく新しいレシピになりました。味わいや食感の変化、フィリングの大きさ、香ばしい最中の皮との相性など、すべてにおいて考え抜かれた一品です。

最後のクリスマスケーキ

坂ノ上の最中特製のクリスマスケーキは、毎年全く新しい素材の組み合わせに驚きがいっぱい。おかげさまで毎年完売しているパティシエ渾身の一品です。今年のブッシュドノエル型のケーキは、大納言小豆入抹茶アーモンド生地とチョコレート生地のスポンジの2層仕立て。

中にはキャラメルオレンジババロアと、赤ワインやラム酒で漬けたミックスフルーツ、ガナッシュを閉じ込め、外側はふんわりバニラムースとオレンジ色のチョコスプレーで仕上げました。
旬のクワイや柊、ハスカップマカロン、オレンジクリスティアンのデコレーションが華やかさを演出します。

丁寧に仕上げるからこそカットした断面もスッとした佇まい。シャンパンと合わせたくなるような、大人のクリスマスケーキです。
ご予約はクリスマスケーキ付きのご宿泊プランやお電話にて承っております。もちろん、ケーキだけのご注文も承っておりますが、クリスマスシーズンが近づくにつれ予約でいっぱいになる日も出て参りますので、お早目にお問合せくださいませ。

最後のクリスマスケーキ

実は、坂ノ上の最中にとって今回が最後のクリスマスケーキになります。いつもご注文をくださるみなさまには感謝しかありません。本当にありがとうございます。…ですが、これでお別れではありません。

来年は夏頃に『ハレとケ洋菓子店（仮）』をオープンいたします。
焼き菓子や生菓子だけでなく、ハレの日のご旅行にぴったりのデコレーションケーキもご用意する予定です。皆さまの大切な瞬間に寄り添えるような、まごころ込めたお菓子をお届けできるよう準備を進めて参ります。どうぞお楽しみに。

【12/15～25◆Xmas】例年完売！販売数限定の人気の「坂ノ上の最中」のXmasケーキ付プラン

▼定山渓第一寶亭留 翠山亭のプランはこちら
▼翠山亭倶楽部定山渓のプランはこちら
▼厨翠山のプランはこちら
▼女性のための宿 翠蝶館のプランはこちら
▼旅籠屋定山渓商店のプランはこちら

『坂ノ上の最中』

札幌市南区定山渓温泉西3丁目105　定山渓第一寶亭留 翠山亭１階
営業時間　10:00～14:30（MONAKA売り切れ次第終了）
→Instagramはこちら
料金目安　MONAKA　390円（税込421円）～
パウンドケーキ各種　1,800円（税込1980円）
クリスマスケーキ　3,000円（税込3,300円）