サブレ598のお話。


定山渓には
標高598メートルの「朝日岳」という山があります。
その名は、いちばん最初に朝日を浴びることに由来し、昔からこの地に暮らす人々にとって、特別な存在でした。
「011-598-××××」という市内局番からも、朝日岳が地域に深く根付いていることがうかがえます。

手作りサブレ598

この朝日岳のやさしい山の形をした「サブレ598」はハレとケ洋菓子店の原点。

北海道の小麦や発酵バター、きび糖、ゲランド塩など、素材を吟味して“毎日でも食べたくなるようなやさしい味わい”を目指してお作りしています。



2mmへのこだわり

何度も試作して決めた生地の厚さは、2mm。
わずかでも変わると、全く味わいや印象が異なることに驚かされました。
しっかりと生地を合わせて、ほんの少し歯ざわりを出し、噛むたびに発酵バターの香りがふわりと広がるように仕立てています。

旅のおともに

旅館に到着されたお客様に、まずはほっと一息ついていただけるように——
ハレとケ洋菓子店で作ったサブレ598は、「定山渓第一寶亭留 翠山亭」「翠巌」でお部屋のお着き菓子としてもお召し上がりいただいています。
(定山渓第一寶亭留翠山亭の背後にそびえる山が「朝日岳」です。写真では見切れていますが…)

パッケージが新しくなりました。

このたび、「サブレ598」4枚入りのパッケージをリニューアルいたしました。



「発酵バター」の他にも「ジャスミンと無花果」、「秘密のスパイス」「フロマージュ&ブラックペッパー」の4種類あり、今後はアソートも販売予定。
旅の思い出として、おひとついかがでしょうか。

使わないもの

ハレとケ洋菓子店のお菓子は、賞味期限が長くありません。

それは、素材本来のおいしさを感じていただけるよう、「使わないもの」にもこだわっているからです。

保存料・着色料・酸味料・膨張剤・乳化剤・増粘剤、そして輸入小麦は使用していません。甘さは控えめに、北海道の小麦や牛乳、バターや卵を使いながら、やさしく寄り添う味わいを大切にしています。

見た目に派手さはなくても、どのお菓子にも私たちの想いがぎゅっと詰まっています。

ハレとケ洋菓子店

札幌市南区定山渓温泉西2-2 山ノ風マチ内
10:00〜17:00 定休日/火曜日
https://www.instagram.com/haretokeyougashiten/