三年目の商店③〆の六段目

おかげさまで、旅籠屋 定山渓商店(以下略称「商店」)は2021年7月26日に2周年を迎えました。
3年目の商店では、ご滞在がさらに豊かなものになるよう、お客様からのご要望に対して3つの改善・改革を行います。

▶︎三年目の商店①甘酒シェイク(クリック)
▶︎三年目の商店②輝くコロッケ 厨のポテサラ(クリック)
▶︎三年目の商店③〆の六段目(こちらの記事)

 

店主こだわりの焼肉コース[六段]

宿の中には精肉店があります。
定山渓精肉店は近隣の高級ホテルや札幌市内の焼肉店に肉を卸している商店です。

肉屋がやっているからこそ出せる一皿をご提供したい。
夕食はそんな店主の想いが詰まった焼肉コース[六段]の1種類です。(七段目を追加できるプランもございます)

毎日精肉店でカットされた新鮮な肉で構成された焼肉コース[六段]は、開業前に精肉店店主が相当な回数の試作と試食を重ね、一段目から六段目までの流れで一番美味しい食べ方を「取説」にまとめました。

 

「六段目」の在り方

取説をつくるほど一段目から六段目までの「流れ」を大事にしている焼肉コース[六段]ですが、食べ進める中で最後の「六段目」は一体どんな役割を担うべきか、三年目を迎えるにあたりじっくりと再考しました。

そこから六段目とは最後まで肉を美味しく召し上がっていただきながらも〆のご飯にも合わせられるような存在であるべきと考え、出来上がったのが今回の「焼きしゃぶ」です。

 

さっと炙ったお肉のつけダレには、倶知安町にある石川養鶏場さんの卵。一度凍らせた濃厚でモッチモチの黄身を出汁漬けにして、卵白は泡立てたメレンゲにすることで肉とよく絡むのです。つけダレにくぐらせたお肉は脂の甘みと卵のコクが重なって、とろける味わいに仕上がります。


 

お好みで、〆丼にも。

六段目の焼きしゃぶは、〆のご飯との相性も抜群です。
レストラン会場である定山渓精肉店では、白米とスープはおかわり自由。
白米に焼きしゃぶとつけダレ卵を豪快にのせ、付け合わせの白髪ネギや万能ネギ、大葉をトッピングしたら特製「〆の焼きしゃぶ丼」の出来上がりです。

2021年8月1日から、焼肉コース[六段]の六段目が変わります。ぜひご感想をお聞かせください。

『焼肉コース「六段」』

一人前3,500円(税込3,850円)
基本の1泊2食プランとしても販売中です。(ご宿泊当日の16時まで受付)
※別途1,500円(税込1,650円)追加で「七段目」をご用意することも可能です。

●『旅籠屋 定山渓商店
札幌市南区定山渓温泉西2-5
011-598-2929
https://jyozankei-shoten.com