おかげさまで、旅籠屋 定山渓商店(以下略称「商店」)は2021年7月26日に2周年を迎えました。
豪華絢爛なものはないけれど、旅に「ちょうど良さ」を追い求めて仲間や自分との心地よい自由な時間を過ごせる場所でありたいと、この宿を開業致しました。
当時築47年の建物をリノベーション。
宿の中には肉屋と酒屋があり、極めつけは名前が「商店」。
皆さまに受け入れて頂けるのかハラハラドキドキの二年でしたが、予想以上に多くのお客様との出逢いがあり、ご愛顧頂いたことに心より感謝申し上げます。
三年目の商店
三年目の商店ではご滞在がさらに豊かなものになるよう、お客様からのご要望に対して3つの改善・改革を行います。
▶︎三年目の商店①甘酒シェイク
▶︎三年目の商店②輝くコロッケ 厨のポテサラ
▶︎三年目の商店③〆の六段
一つ目は「デザートが欲しい」「〆の甘いものが食べたい」というお声に対する改善です。
焼肉を食べ、沢山お酒を飲んだあとでもやはり「甘いもの」は別腹。私たちもこれまで何度も試作検討を繰り返しておりました。
「雨ノ日と雪ノ日」とのコラボ
商店から徒歩3分の場所にジェラートとピザのお店「雨ノ日と雪ノ日」はあります。ここは美瑛町のジャージー牛乳をベースに北海道産食材を中心とした素材の味を生かしたジェラートが看板商品です。
「定山渓らしさ」という点で雨ノ日と雪ノ日のジェラートを用いて、お酒をかけて楽しめるようなデザートを試したこともありました。しかしながら商店には本格的なショーケース設備がないため品質管理が難しく、ジェラート自体が店舗で提供するようなクオリティを保てません。
商店らしさ
そこで、雨ノ日と雪ノ日のジェラートに一手間加えた商店オリジナルメニューを開発することにいたしました。
出来上がったのは「商店の甘酒シェイク」。
雨ノ日と雪ノ日で定番の、高砂酒造さんの酒粕を使った「甘酒ジェラート」をベースに北海道牛乳と生クリームなどを加えました。濃厚なミルク感と甘酒の優しい甘みが口いっぱいに広がり、満足度の高い一品に仕上がりました。
旭川市に蔵をもつ高砂酒造さんは以前定山渓商店で試飲会をしてくださったこともあり、現在ウェルカムドリンクにも「国士無双」をご用意しています。(写真は杜氏の森本さん/2019年旅籠屋定山渓商店にて)
「甘酒ジェラート」がベースですので、もちろんノンアルコール。お酒が苦手な人でもお楽しみいただける一杯です。
量はやや多めですが、定山渓商店名物のキンキンに冷えたジョッキでご提供致します。
『商店の甘酒シェイク』
毎日16:00〜23:00の間、ドリンクカウンターで450円(税込495円)で8月1日から発売開始
●『旅籠屋 定山渓商店』
札幌市南区定山渓温泉西2-5
011-598-2929
https://jyozankei-shoten.com